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金融業界の仕事って?それぞれの職業と特徴について比較してみた

金融経営
 金融業界の仕事と聞くと何だか少し難しそうなイメージを持っていませんか? 銀行、証券会社、保険会社など様々な金融機関がありますが、実際の仕事の内容は資金の調達や運用、営業や事務作業などそれぞれが担当とする仕事や職業などによっても異なってきます。 自身が働きたい場所やどんな仕事をしたいのかによって進む道や必要な資格、スキルなどが変わってくるので注意が必要です。 これから金融業界で働きたいと思っている方や具体的にどのような職業があるのか興味がある方の為にそれぞれの職業と特徴について比較していきます。

 

目次

  1. 主な職業一覧
    1. 銀行員
    2. 税理士
    3. ファンドマネージャー
    4. ファイナンシャルプランナー
    5. 証券アナリスト
  2. まとめ

主な職業一覧

銀行員

 銀行員は一般的に金融業界を代表する職業と言われており誰もがよく知る職業の一つです。 銀行に勤務している人全般を指しお金に関する様々な管理やサポートなどを営業、事務などの職種別に別れて行なっています。 その仕事内容は大きく3つに別けられていて、

  • 預金業務…銀行でお金を預けたり引き出したりするお客の預金を管理する仕事
  • 貸付業務…資金を必要としている企業や個人に融資する仕事(貸したお金に対する利率が利益になる)
  • 為替業務…債権や債務の決済をする為に振り込みや送金を行う仕事

 銀行の中にも種類がいくつかあり、中央銀行都市銀行地方銀行、信託銀行とそれぞれの働く場所によって仕事内容は多少の変動がある場合もあります。 銀行員になるのには何か特別なスキルや資格が必要な訳ではありませんが金融、経済、税務といったような知識が必要になる仕事なので「簿記」や「ファイナンシャルプランナー」といった資格を持っていたりすると有利になります。

税理士

 個人や企業の「税金」に関する手助けをするのが主な仕事です。 税金には所得税法人税、消費税、事業税、固定資産税など様々なものがあり、こういった納税を正しくスムーズに行えるようにサポートしていきます。 特に確定申告の時期にはより正確に納税を行うために、個人事業主などのクライアントから依頼を受けて税理士が書類の作成や申告を代わりに行ったりするためとても重要な仕事になります。 また、企業の税務処理や経営に関するサポートなども行なっており経費や税金に関するアドバイスなどを行なったりもします。 税理士になるには毎年実施されている「税理士試験」に合格する必要があります。 受験するためには学歴や資格など規定の条件をクリアする必要があり試験の内容自体も難関なので数年に渡って時間をかけながら試験に臨むのが一般的です。

ファンドマネージャー

 投資信託会社などの金融機関に勤務し投資家から預かった資金を運用していく仕事になります。 マーケットの市場動向を調査して自身の見解から銘柄を選定して売り買いの判断を行います。 予測が全て当たる訳ではないので一日単位での結果ではなく長期的に成果を上げることが重要になります。 ファンドマネージャーは専門知識と経験が求められる仕事でもあるのでいきなりなれるというものではなく、まずはその会社で財務分析や投資におけるリサーチ力、分析力などを習得して経験を積んだ上でキャリアアップしていけます。 難易度もそれなりに高く語学のスキルや資格など何かしらのアピールできる材料がなければ厳しい職業でもあります。

ファイナンシャルプランナー

 

 主に個人の方から収入や負債、資産に関する情報やライフスタイル、家族状況などのあらゆる情報を集めて分析し、それを基に将来の資金計画、ライフプランに関するアドバイスなどを行う仕事になります。 顧客からの相談内容としてはライフプランの立て方や考え方、家計収支、住宅ローンや保険など生活に関する悩み家計管理などに対して適切なアドバイスをしていきます。 ファイナンシャルプランナーは必ず資格が必要になる職業ではありませんが、やはり専門的な知識が求められる仕事にはなりますので一般的には取得する方が多いです。 資格には大きく分けて2種類あり「国家資格」と「民間資格」になります。 最も有名なのは国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士」になります。取得するためには「FP技能検定」に合格する必要がありますが、資格を持っておくと仕事の際に顧客からの信頼度の向上にも繋がるので有利になります。

証券アナリスト

 専門知識や分析技術などを用いて企業の財務分析などを行いその企業への投資をするかどうかを判断したり、経済動向などの情報から金融商品に対する評価、予想を行いクライアントである投資家にアドバイスを行なったりします。 「日本証券アナリスト協会」が開催している「証券アナリスト」という資格がありますが、これは必ず必要な資格という訳ではなく持っていなくても業務を行うことは可能です。 ですが、信頼や自身のスキルアップのためにも証券アナリストを目指すのであれば取得しておきたいところです。

まとめ

 その他にも金融業界の職業には様々な種類があります。 資格が必須になるものから必要ない職種まで多数ありますが、仕事に合わせて役立つスキルについては取得しておく方が有利になるでしょう。 自身が目指したい職業に合わせて必要なものを判断することが重要になります。 

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