知らなきゃ危険!?VR・AR・MR・SRの違いを説明できる!?
2016年からVR業界が盛り上がり始めました。これからはビジネスや社会システム、生活にもVR等の技術が入り込んでくると思います。なので、今回は用語のわかりやすい解説と現在、そしてこれからどうなっていくのかをまとめました!
ぜひ最後まで見ていってください(^_^)
【VRとは】
VR(Virtual Reality)は仮想現実という意味を持っています。現実世界が100%バーチャルな世界になる機械(技術)です。つまり、非現実な世界を360度体験することができます。その起源は1940年代にも遡り、Sawyer's社によって開発されたView-MasterがVRの起源(おそらく)です。
View-MasterはView-Master-Reel(薄い厚紙のディスク)を使うことで3D写真を見ることができます。大人向けの教育ツールとして販売されView-Master1億台、View-Master-Reelは15億本売れたと言われています。その後、子供用の玩具として購入されるようになりました。
View-Master-Reel。一枚で画像は7枚まで見ることができた。
【VRの今】
今日、流行しているVRは以下が挙げられます。
・Google Cardboard
最も安価なHMD(ヘッドマウントディスプレイ:頭に装着するディスプレイの総称)です。本体はダンボールで作られており、中にレンズが搭載されています。レンズの反対側にスマホを入れることでVR体験が可能になります。一部のYoutubeの動画などを360度見渡すことができます。専用アプリは一応あるが、そこまで流行っていません。また、性能はそこまで高くなく現実の光が漏れ入るため仮想現実への没流感は小さく感じます。市場で販売されている数千円のVRとほとんど変わらないため、ざっとのVR体験をしたい人にはお勧めできるが、正直なところこれがVRだと思わないで欲しいところです。
・Gear VR
SAMSUNG製のスマホGalaxy S6/S6 Edgeにのみ対応している(アダプタに接続し、型がぴったりハマる設計になっている)ためGear VRとの相性が良く、専用アプリなどがいくつも存在します。高品質なVRが体験でき、Gear VR本体のみの購入でも一万円弱くらいします。2016年にGalaxy Note 7にも対応したGear VRがマイナーリリースされました。
・PlayStation VR
SONYが販売した今、最も有名なVRの一つです。現時点でサマーレッスンやバイオハザード7など、数々の名作ゲームを排出しています。スマホを使わないVR-HMDの相場が15万円前後だった中で、PlayStation VRは破格な値段(税抜き約五万円)での販売となり、発売当初は売り切れ続出でした。
海中でサメに襲われるVRゲームの様子。かなり怖い↑
しかし、本体が少し重いため長時間のゲームプレイは首が痛くなると言うデメリットがあり、『一度体験すればもう十分かな』という感想の人が多く、発売当初のような人気は今はないように思えます。
・HTC-Vive
本体に32のヘッドセンサを搭載したPCVR-HMDです。部屋にセンサを置くことで、無線でのVR体験が可能になりました。PlayStation VRはVRヘッドセットとプロセッサーユニットを有線で繋ぐため、ケーブルの混線の危惧を回避できないが、Viveにはその心配がありません。しかし、センサを設置する関係上、最小で2m×1.5mのスペースが必要になります。また、推奨されている広さは3.5m×3.5m(正確には対角最大5mのエリア)なので、部屋が広いことが前提になります。Steam内の専用ゲームをプレイすることができます。
Viveよりも安価なPCVR-HMDで、コントローラを使うことで実際に物を掴んだかのように感じます。Viveほど部屋が広い必要がなく、Riftヘッドセットに埋め込まれた赤外線LEDをトラッキングするセンサがあります。Steam内の専用ゲームをプレイすることができます。
【これからのVR】
将来的にVRは色々な生活に入り込んできます。例えば教習所です。車に乗らなくてもVRにて乗車経験を積むことができます。これにより車を整備するコストを減らすことができ、自宅での講習も可能になります。また、VRに防水機能が搭載されれば家のお風呂で露天風呂を味わうことができるのではないかとワクワクしています。
【ARとは】
AR(Augmented Reality)は拡張現実という意味を持っています。現実世界をベースにして、バーチャルな情報を付与するといったものです。画像は机の上にあるコードを読み込んで3D映像を表示させています。
↑建築のデザイン(CAD)をわかりやすく専門分野外の人に共有することができます。
これを応用することで現実世界にあらゆる情報を付与することが出来ます。現実世界にテレビが備わったようなイメージです。
【ARの今】
ARの例として最も有名なものはポケモンGOでしょう。 現実世界にリンクしたマップ情報の中でポケモンが姿を表すので、それを捕まえ育成するゲームです。現実世界を背景にポケモンがあたかもそこにいるかのように配置するのがARの技術ならではのことだと思います。
また、この間まで賑わっていたものがGoogleの自動翻訳のARモードこと『Word Lens』です。カメラで読み込んだ文字情報を自動で翻訳してくれるという機能です。
【これからのAR】
VRとの大きな違いは現実世界の情報が基盤となっていることです。そのため、現実での生活を豊かにしてくれるように働くと思います。ARとしてこれからどうなるか、というよりMRとしてどうなるか(詳細は後ほど)を述べるので、具体的な話はそこでしたいと思います。 ざっとまとめるとARの導入により、これから人々の生活手段を多様にし、そういった意味で快適になると思います。
【MRとは】
MR(Mixed reality)は複合現実という意味を持っています。ARの広い意味にあたり、MRの方ができることが多いです。ARの機能は現実世界を基にして拡張世界が作られています。そして、その拡張世界が現実世界に向けて情報の付与(提供)を行うテレビのようなものです。一方、MRは現実世界から拡張世界へ情報のインプットを行い、拡張世界から現実世界へアウトプットするような形態全体を指します。これが複合現実です。現実世界にパソコンが備わったようなイメージです。今までスマホやタブレット、PCを使ってしてきた作業を現実の空間内で行うことができるようになります。
【MRの今】
MR技術はMicrosoftが中心に開発を進めています。また、ソフトバンクグループも開発を進めているとのことです。Microsoftは既に『Microsoft HoloLens』を販売しています。主なスペックは以下の通りです。
その価格はなんと税込¥333,800。たっけえよ!でも面白そう!!死ぬまでに一度は体験してみたいですね!
【これからのMR】
MRは今後、私たちの生活に溶け込んでいきます。スマホが私たちの生活に欠かせないものになったようにMRが生活の一部として溶け込んでいくと思います。まるでSF映画みたいですね!
MR技術の今後の課題は3つだと思います。
1. スペック強化
HoloLensは現代の素晴らしい技術であることは疑いないのですが、実用化に向けてはまだまだ程遠いスペックです。スマホ並のユーザーが快適に使えるスペックは最低限欲しいところです。
2. 軽量化
生活に溶け込んでいくには持ち運びが条件として考えられます。頭に装着し、無理なく生活するにはより一層の軽量化が求められます。
3. 防水
MR機器を常に装着するとなると、防水機能は(スマホが必ずしも防水ではないので必須ではありませんが)あると嬉しいポイントです。今までパソコンは外で使うことが前提ではなかったので、防水機能など開発にあたって視野に入れる必要はありませんでした。しかし、MR機器はそのパソコンを外で使うと言っているようなものです。また、MR技術はスマホやパソコンに代わる製品になると思います。なので、防水機能はあると嬉しいです。
これらをまとめると、MR技術はメガネに付随していくように思えます。メガネのレンズを通して現実の空間内でPCやスマホを質量無しに使用することができます。もちろん高価な製品になると思うので、落下防止機能や身に付けたくなるようなデザインも開発にあたって今後の課題になると思います。
【SRとは】
SR(Substitutional Reality)は代替現実という意味を持っています。現実と過去を混ぜ込んだものになります。過去の動画をまるで今見ているかのように見せる技術です。この動画を見ればイメージしやすいかと思います。
【SRの今】
技術的にはVR技術の応用です。ハード、ソフト面でVRよりも技術は高等ではありませんが、使い方を変えることでVRとは違う目的を見出しました。現段階では、HMDをつけている人が過去の撮影動画と同じ場所にいなければならないという大きなデメリットがあり、実用化は難しいです。しかし、過去を現実と錯乱させることができ、一種のタイムマシーン機能とも言えます。今日、製品化されているSRはなく、数々の研究所が独自に開発している状態です。なので、一般販売される予定もないようです。マイナーですしね。
【これからのSR】
過去のトラウマを克服するための心療法で使われるようになると思います。さらにはメタ認知機能や精神障害の研究に応用できるようになります。また、防犯カメラに応用することで犯罪時の様子をより鮮明に記録することができるようになると思います。
いかがだったでしょうか?これらのHMDの技術は生活だけではなく、ビジネスにおいてもまだまだ市場は拡大していきます。そのため、これから移りゆく社会の中でこの記事での知識は押さえておきたいところですね!
では。
上場企業丸裸!新卒採用条件と株価予想 ~NTTドコモ~
上場企業丸裸!新卒採用条件と株価予想 ~NTTドコモ~
このブログは数々の国内企業の情報をまとめ、ほぼ毎日配信します!!
今回の企業は…
NTTドコモ
証券コード:9437
企業名:株式会社NTTドコモ
設立年:1991年
上場年:1998年
業種:情報・通信
特色:携帯電話で国内最大手(シェア4割強)。NTTグループ中核。好財務。非通信事業を拡大中
【企業概要】
事業内容:通信事業、スマートライフ事業
経営理念(社是):新しいコミュニケーション文化の世界の創造
社風:有給や育休、研修制度に力を入れており、女性も働きやすい。
子会社/関連会社:
(株)ドコモ・プラスハーティ/(株)オークローンマーケティング,(株)ドコモ・インサイトマーケティング ,(株)ドコモ・アニメストア,(株)ドコモgacco,(株)NTTドコモ・ベンチャーズ
従業員数:7,609人
平均年齢:39.4歳(2015年)
平均年収:847万9000円(2015年)
生涯年収:3億1972万3383円
(2017年連結決算)
決算月:4月
売上高:4兆5845億5200万円
営業利益:9447億3800万円
経常利益:9495億6300万円
用語の解説についてはこちらの記事をご覧ください。
URL:NTTドコモ ホーム
【新卒採用条件】
詳細はURL参照
【株式情報】
時価総額:9兆7957億200万円
1株配当(会社予想):100.00(3.98%)
株主優待:ナシ
チャート(日足/3年):
【財務情報】
総資産:7兆4530億7400万円
自己資本:5兆5306億2900万円
自己資本比率:74.2%
資本金:9496億8000万円
有利子負債:2218億8000万円
用語の解説についてはこちらの記事をご覧ください。
【キャッシュフロー】
営業CF :3011億8700万円
投資CF :-1150億5100万円
財務CF :-1491億7700万円
現金等 :3263億4600万円
【指標】
株価収益率 PER:(連) 14.21倍 (会社予想)
株価純資産倍率 PBR:(連) 1.67倍
株主資本利益率 ROE:12.05% (会社予想)
総資産利益率 ROA:8.90% (会社予想)
総資産経常利益率:12.95%
【筆者の株価予想】
国内上場企業の中で時価総額が3位の銘柄です。しかし、通信業界の問題として政府の競争促進政策やMVNOなどの格安SIMが大きな競合が挙げられています。NTTドコモが打ち出す打開案としては以下の事業を公開しています。
1. AI、IoTやドローンなどの技術の発展
ドローンの機体周りに球形の残像ディスプレイを備えた「浮遊球体ドローンディスプレイ」を開発し、イベント会場向けソリューションとしての提供を検討。
2. 2020年の5G提供
高速・大容量・低遅延・多数の端末接続を可能とする5G通信を一般の顧客が体験できる「5Gトライアルサイト」を開始。東京スカイツリーにおいて、世界で初めて5Gの試験電波を使った8Kライブ映像配信を実施。
3. dポイントの導入
グローバル規模での顧客への価値・感動の提供、そしてパートナーと価値の協創をめざす「ドコモスマートアイランドプロジェクト」の第一弾の取組みとしてグアムにおける「dポイント」の加盟店の展開を開始。また、dアカウントでログインできる無料Wi-Fiサービス環境を構築。
決算の数値は申し分なく、自己資本比率も高く非常に安定した企業と言えます。しかし、ここまでの大企業が株価を上げるには『安定』という要素は少し弱いです。そのため、株価を上げるには上記3つの事業で数字を残すほかないのではないか、と思います。AI,IoTやドローン技術についてはドコモ以外の競合が多く、ドコモがこの業界で勝ち残るにはドコモならではの強みと関連させた事業展開を行うことで、優位独占が可能にナルト思われる。AI技術は市場がますます大きくなると見込まれ、中でも自動運転技術の中枢を担います。自動運転技術についてはトヨタ<7203>の記事があるので、併せてご覧ください。
そして5G提供についてです。私は5G通信にそこまでの需要があるのか(=今力を入れるべきところなのか)いささか疑問です。2020年になり、ようやくTVが4K対応になる...?と言われている中で、2020年までに8Kが見れる5Gを目標にしても使う人がいるでしょうか?ちなみにYoutubeは4Kに対応していますが、視聴者側が4Kに耐えうる通信量を望んでいないので、4K動画を挙げている人は限りなく少ないです。
また、dポイントの導入ですが、dポイント事業を展開することの一番の長所短所を挙げます。
長所: 顧客がいつどこで何を買ったかというデータ(POSデータ)を取得することができる。
短所: 既にTポイントという参入障壁が存在し、普及率の向上が見込まれない。そして、dポイントを使う人はドコモキャリアユーザーに偏る傾向が予想される。そのため、統計的に同様な母集団を推測しにくい。
以上がNTTドコモのIR情報のまとめと分析です。これらを踏まえて、短期的と中長期的にNTTドコモの株価がどのように変化していくか推測しました。
短期:RCI(5日足、10日足)が-50ほどになっています。そのため、2,3日でプラスに転換する可能性がありますが、その後また下がると思います。
長期:移動平均線を見ると右肩下がりです。ですが出来高に急落の様子が見えないので、そこまで大きな下落には繋がらないと思います。しかし、今のところトレンドはマイナスなので、上記のIR次第かと思います。私としては5Gやdポイントは弱いと感じますので、AI,IoT方面でどのくらい活躍できるのかアンテナを貼っておけばいいと思います。法で規制されてしまった今、国内でドローンの活躍を望むのは難しいでしょう。
結論としては、『今は売りでIR(AI,IoT)に要期待でプラス転換の可能性大いにアリ』です。
過去にNTTデータの記事も書いています。ぜひ寄ってみてください。
では。
(この情報は2017年9月4日現在のものです。)
※当ブログは株による損益の責任は負いませんのでご了承ください。
上場企業丸裸!新卒採用条件と株価予想 ~トヨタ自動車~
上場企業丸裸!新卒採用条件と株価予想 ~トヨタ自動車~
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今回の企業は…
トヨタ 自動車
証券コード:7203
企業名: トヨタ自動車株式会社
設立年:1937年
上場年:1949年
業種:輸送用機器
特色:4輪世界首位級、国内シェア4割超。日野、ダイハツを傘下。SUBARU、マツダ、スズキと提携
【企業概要】
事業内容:自動車生産・販売を軸としてグローバルな活動を展開
経営理念(社是):
引用元:トヨタ|企業理念
- 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
- 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
- クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
- 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
- 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
- グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
- 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する
社風:コミュニケーションが活発。主体的に比較的仕事を任せてもらえる。研修制度、教育制度、昇格前後、海外赴任前研修、語学研修などと行った教育制度が充実。
従業員数:連結364,445人
平均年齢:39.1歳(2015年)
平均年収:838万3314円(2015年)
生涯年収:3億1595万1403円(2015年)
用語の解説についてはこちらの記事をご覧ください。
(2017年連結決算)
決算月:5月
売上高:27兆5971億9300万円
営業利益:1兆9943億7200万円
経常利益:2兆1938億2500万円
【2018年 新卒採用条件】
詳細はURL参照
【株式情報】
時価総額:20兆1718億5000万円
1株配当(会社予想):210.00(3.40%)
配当金支払い株主確定日:3月31日
中間配当金支払株主確定日:9月30日
株主優待:ナシ
チャート(日足/6ヶ月):
【財務情報】
総資産:48兆7501億8600万円
自己資本:18兆6億8900万円
自己資本比率:36.9%
資本金:3970億5000万円
用語の解説についてはこちらの記事をご覧ください。
【キャッシュフロー】
営業CF :1兆723億6500万円
投資CF :1兆177億7800万円
財務CF :1097億2200万円
現金等 :2兆9408億2900万円
【指標】
株価収益率 PER: (連) 10.51倍(会社予想)
株価純資産倍率 PBR:(連) 1.03倍
株主資本利益率 ROE:10.40% (会社予想)
総資産利益率 ROA: 3.81%(会社予想)
【筆者の株価予想】
トヨタ自動車株式会社は日本の上場企業で最も時価総額が大きい会社です。しかも時価総額2位の株式会社NTTの倍くらいあります。そのくらい大企業です。今まで数々の企業HPを観て回りましたが、今回のトヨタはダントツで素晴らしいHPでした。企業について細かな情報までわかりやすく導いてくれます。そのためHP内で迷うことがありませんでした。デザインも洗礼されており、見やすいものでした。
本題に入ります。トヨタの株価予想なのですが、短期的に見れば下がっていきます。これは出来高が減ってきていることと、RCIが高くなっていることが挙げられます。また、決算状況から長期借入債務の増加が確認できました。これは、トヨタにおける"勝負"の兆候だと思います。これには、今日の科学技術状況やトヨタの経営理念、社長メッセージなどが起因すると思います。
2016年の9月に取締役社長の豊田章男氏はトヨタ経営方針について以下のように述べています。
『「3つの意志」をぶらさず未来へ挑戦していく。』
昨年、私は、「意志ある踊り場」から「実行の段階に入った」「これからは意志ある投資を進めていく」と申し上げました。 その「意志」とは、次の3つです。 一つは、「もっといいクルマづくり」のさらなる推進による競争力の強化です。例えば、ここ数年、取り組んでいるTNGAをさらに強力に推し進めていきます。 二つ目は、未来への挑戦として、既存の完成車事業はもちろん、完成車事業の枠にとどまらない領域にも種を蒔いていくことです。 そして、三つ目は、これらを実現するための経営基盤・財務基盤の強化です。経営基盤の強化は、現在のトヨタだけでなく、次世代につながる取り組みとして、とりわけ重要であると考えております。
引用元:トヨタ|社長メッセージ
※ TNGAとはToyota New Global Architectureのこと。
自動車メーカーには売上を上げるために様々な工夫を講じています。例えば、部品代(コスト)を下げる技術に投資したり、性能を上げて顧客を確保したりします。中でもトヨタは性能を上げて顧客満足を第一に考えるような企業です。そのため、自動車としての進化に最も近いのがこのトヨタだと考えています。自動車の進化というのは、自動運転技術の搭載です。事実、トヨタも自動運転技術の開発を行なっています。日本では法規制などで実用化は程遠いように感じますが、海外では自動運転技術を搭載したバスが実用化されています。自動運転技術が実現すれば人的コストの大幅な削減技術になります。そのため、仮にトヨタが自動運転技術をIRとして公開すれば、株価は大きく上がると思います。つまり、短期的には株価が下がる見込みだが、中長期的判断をすれば、期待大の銘柄であると言えます。
では。
(この情報は2017年9月3日現在のものです。)
※当ブログは株による損益の責任は負いませんのでご了承ください。
上場企業丸裸!新卒採用条件と株価予想 ~UUUM~
就活生 株主必見!!企業レポートと株価予想 ~UUUM~
このブログは数々の国内企業の情報をまとめ、ほぼ毎日配信します!!
今回の企業は…
UUUM
証券コード:3990
企業名:UUUM株式会社
設立年:2013年
上場年:2017年
業種:情報・通信
【企業概要】
事業内容:YouTuberを中心とするクリエイターをサポートしながら、様々なコンテンツを世の中に発信する。
経営理念(社是):セカイにコドモゴコロを
従業員数:155人
(2017年連結決算)
決算期:2017年5月期
売上高:69億8300万円
営業利益:3億5800万円
経常利益:3億5000万円
【新卒採用条件】
詳細はURL参照
【株式情報】
時価総額:332億5100万円
1株配当(会社予想):0.00
株主優待:ナシ
チャート(5分足/1週間):
【財務情報】
総資産:21億8400万円
自己資本:6億8400万円
自己資本比率:31.3%
資本金:2億8100万円
【キャッシュフロー】
営業CF :5億7008万円
投資CF :-2億1989万円
財務CF :1億2550万円
現金等 :8億7953万円
【指標】
株価収益率 PER: (連) 128.39倍(会社予想)
株価純資産倍率 PBR:(連) 46.17倍
株主資本利益率 ROE:37.57% (会社予想)
総資産利益率 ROA:11.77% (会社予想)
【筆者の株価予想】
このブログを書いた段階で、UUUMが上場してから二日しか経っていませんが、チャートを見る限りこの銘柄はIPO急落銘柄の可能性が高いです。YoutubeとUUUMという名の知れた単語が重なり、株主の多くの妄言が膨らみ飽和状態になっています。そのため、しばらくは急落すると予想します。似たようなケースとしてLINEが挙げられます。まずはチャートを確認します。
3938 LINE
IPOから急落しているのがわかります。LINEもIPO時に妄言の崩壊によって急落しました。その後、上昇と下降を繰り返し現段階で株価は3,850になっています。少なからずわかることはIPO急落銘柄はIPO時の株価に戻ることはまずないということです。この場合キャピタルゲインをしたければ、IPO急落の底を狙うことが得策です。底を確認するには出来高で判断するなどがあります。
少なからずUUUMの株価は公募価格の3倍でスタートという状況で非常に急落しやすいです。さらにPERが100倍超えは危ないように感じます。私は怖くてとてもINできません笑。3000くらいまでは下がるのかなーと個人的見解を持っています。
また事業面についてですが、僕はYoutubeコンテンツ自体に限界を感じているので、Youtubeあってこその企業はいささか不安を抱きます。私がYoutubeに対して悪口を言いまくっている記事もありますので、ぜひご覧ください。そして、UUUMが開発したアプリケーション『Youと恋する90日間』もコンテンツとしては弱い気がします。また、所属している上位チャンネルも『あ〜あのいざこざを起こした人か〜』という記憶がある人が多く(有名になる程煙が立ちやすいのは当然ですが)不安です。また、人件費がかかりすぎているような気もします。
※当ブログは株による損益の責任は負いませんのでご了承ください。
では。
(この情報は2017年9月1日現在のものです。)
他にもYoutubeに関して、このような記事を書いています。
Youtubeの再生回数を伸ばす方法はこうだ!!
Youtubeを始めたものの再生回数が伸びない。そんなときに読んでください´д` ;!!
前回はYoutuberが儲けるにはどうしたらいいかを書きました。
そこで、再生回数を増やすことで広告表示回数と広告クリック数を増やすことができ、収入につながると述べました。Youtubeをやっている以上再生回数を増やすことを目的にするのは当然のことですよね。
では、再生回数を増やすにはどうしたら良いでしょうか?
1.再生回数に影響しやすいもの
再生回数の増減には以下の要素が相関しやすいです。つまり、再生回数が多い動画を分類すると以下の要素がプラスに秀でているということです。
1. 動画時間
2. チャンネル登録者数
3. 広告の種類
4. コンテンツキーワード
5. 投稿頻度
6. いいね数
7. 非日常性
8. 人間性
次にYoutubeならではの特徴を考えてみます。
2.Youtubeの特徴
Youtubeという動画コンテンツは非常に独特です。それは、視聴動画以上に関連動画やおすすめ動画が画面を占める割合が大きいのです。そのため、自然と目に入りそこから次の動画を視聴する流れが作られやすいのです。これがYoutubeの大きな特徴で、動画の再生回数を増やすにはこの特徴を逆手に取る方法もあります。
また、Youtubeは毎日投稿をしなければ動画の評価を下げる方針になりました。これは他の動画投稿サイトとの差別化を図るためです。そのため、Youtubeで再生回数を伸ばすには毎日投稿は必須条件だと思ってください。
では、次に再生回数が多い動画の相関条件各項目について具体的に説明と考察をしていきます。
3.動画時間はどのくらいが最適か
動画時間と再生回数は反比例しやすいです。コンテンツ時間が長い動画(15分以上)は再生回数が伸びにくいですし、短い動画(5分未満)は伸びやすいです。しかし、前回の記事に書いたようにYoutubeで儲けるには長い動画の方が有利です。長い動画の方が1再生あたりの値段が高くなりやすいからです。
しかし、再生回数と(後で述べますが)チャンネル登録者数を増やしたければ短い動画が圧倒的に有利です。動画時間が短くても再生回数を稼げることができればYoutubeで稼ぐことはできます。長い動画で稼ぐにはコンテンツをよく考える必要があります。
4.チャンネル登録者数はどうやって増やすのか
チャンネル登録者数を増やしたければ、チャンネル登録をする側の立場になって考えます。すると、おのずと答えが見えてきます。チャンネル登録をする理由は
1. たまに動画投稿する人の動画を見逃したくない
2. 毎日投稿する人の動画をいつでも見れるように管理したい
3. 過去の動画を見たい
4. その人を応援したい
などが挙げられます。つまり、また後で観たいと思わせる動画を投稿する必要があるのです。よってターゲット層に合わせたコンテンツが重要になってきます。
加えて、チャンネル自体を視聴者に広報する必要があります。広報の手段は主にSNSです。一番拡散力の大きいものはTwitter。また、最近の流行になるならマストドンです。手堅く行くならGoogle +やFacebookもアリです。
5.広告の種類は何を選ぶのか
まずYoutubeの広告の種類を見てみましょう。動画投稿者が選べるYoutubeの広告は3種類あります。
1. オーバーレイ広告
動画の下に表示されるバナーの広告です。×ボタンを押すことで非表示にさせることができます。
2. スポンサー カード
動画右上のiマークに動画内容と関連のあるスポンサー広告を載せます。
3. スキップ可能な動画広告
スポンサーの動画広告を流します。5秒後にスキップをすることができます。
この中で最も収益につながる効果的な広告はスキップ可能な動画広告です。理由は以下の通りです。
・広告を表示できるプラットホームが多い(PC、モバイル端末、テレビ、ゲーム機)
・動画コンテンツを中途半端に邪魔しない
・広告表示回数が多い
・ブラウザバックされる確率が低い
スキップ可能な広告は基本的に動画の前半に表示されます。たまに動画の後半に表示されるものもあります。また、長い動画では動画の途中に表示されることもあります。5秒経過すればスキップできるので、その広告が原因でブラウザバックされることは少ないです(再読み込みはあるかもしれませんが)。
スポンサーカードの表示対象プラットホームはPC、モバイル端末だけであり、何より広告表示が効果的でないことが挙げられます。一方、オーバーレイ広告はコンテンツ視聴を部分的に阻害します。PC画面での視聴ではスキップ可能広告より煩わしいです。何より、オーバーレイ広告はモバイル視聴層に広告表示できないことが大きいです。
また、3種類全ての広告を表示させるのは控えるべきです。広告まみれの動画コンテンツは視聴者の好感がなくなります。
6.コンテンツキーワード
Youtubeの再生回数やチャンネル数を増加させる一番の肝です。
再生回数を増やすにはターゲット層が広い方がいいですから、市場が大きなコンテンツを選ぶと効果的です。具体的にはビッグキーワードが何かを見極めます。マインクラフトはまだまだ力のあるコンテンツですし、最近であればライフハック系統が挙げられます。
また、コンテンツ時間が長い動画のコンテンツを自分で作り、毎日投稿を実現することはほぼ不可能です(ほぼ不可能と言ったのは、チャンネル運営人数が複数人いる場合には実現可能性が見込めるという意味です)。そのため、長い動画で毎日投稿をするにはコンテンツ内容は他人が製作したものを使用します。例えばゲームです。いわゆるゲーム実況になります。これは、実況という動画投稿者の実況能力が試されます。声がいいだとか、説明がうまいとか、独り言が得意という人には向いているかもしれません。
7.高評価数の重要性
高評価をすることで、Youtubeのライブラリ欄の『高評価した動画』にその動画を追加することができます。この機能は人に共有したい時や、後で自分が見るリマインド機能などを備えています。そして、高評価数は動画コンテンツで表示されます。そのため、この動画がどれだけの視聴者に気に入られているか(=どのくらい人気)がわかります。
高評価数が増えればトレンドのような扱いになり、共有率も増えます。よって、高評価をいかに稼げるかは重要なファクトになります。
8.非日常性とはどういったものか
非日常とは視聴者などの一般ユーザーが普段生活する上で、知り得ない体験を動画にするということです。代表的なもので言えばメントスコーラがそれに該当します。はじめしゃちょーはこの非日常性を生かして有名になりました。また、最近ではすしらーめんりくが非日常な動画を投稿しています。(敬称略)
人間は自分が実現できない(手に入れられない)ことに好感を持ちます。異性へのタイプと同じです。イケメンだとかお金持ちだなどの特徴は、自分自身にない特徴だから好感へと繋がるのです。それと同じで、非日常(=普通はできないこと)というのは人が手に入れにくいコンテンツなので好感が持てます。このような感情は異性へ抱く感情と心理学的に類似していると言われています。
9.動画投稿者の人間性
動画投稿するにあたって人に好かれるような人格であると非常に得です。人間性が影響する場所は以下のコンテンツが考えられます。
・動画投稿を知らせるSNS
・動画に自分の声を入れたときの話し方
・ゲーム実況の実況様子や言葉遣い
Youtuberも行き着くところは営業だと思います。視聴ユーザーを考えた動画コンテンツ作成を日々考えなければいけません。 頑張って作った動画を気持ちよく観てもらうために視聴者に不快の無いようにしなければいけません。
いかがだったでしょうか?Youtubeで動画再生回数を増やしたい時は、ふらっとこの記事に寄ってくださいね。みんなで楽しいYoutube生活を送りましょう。
では。