上場企業丸裸!新卒採用条件と株価予想 ~トヨタ自動車~
上場企業丸裸!新卒採用条件と株価予想 ~トヨタ自動車~
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今回の企業は…
トヨタ 自動車
証券コード:7203
企業名: トヨタ自動車株式会社
設立年:1937年
上場年:1949年
業種:輸送用機器
特色:4輪世界首位級、国内シェア4割超。日野、ダイハツを傘下。SUBARU、マツダ、スズキと提携
【企業概要】
事業内容:自動車生産・販売を軸としてグローバルな活動を展開
経営理念(社是):
引用元:トヨタ|企業理念
- 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
- 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
- クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
- 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
- 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
- グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
- 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する
社風:コミュニケーションが活発。主体的に比較的仕事を任せてもらえる。研修制度、教育制度、昇格前後、海外赴任前研修、語学研修などと行った教育制度が充実。
従業員数:連結364,445人
平均年齢:39.1歳(2015年)
平均年収:838万3314円(2015年)
生涯年収:3億1595万1403円(2015年)
用語の解説についてはこちらの記事をご覧ください。
(2017年連結決算)
決算月:5月
売上高:27兆5971億9300万円
営業利益:1兆9943億7200万円
経常利益:2兆1938億2500万円
【2018年 新卒採用条件】
詳細はURL参照
【株式情報】
時価総額:20兆1718億5000万円
1株配当(会社予想):210.00(3.40%)
配当金支払い株主確定日:3月31日
中間配当金支払株主確定日:9月30日
株主優待:ナシ
チャート(日足/6ヶ月):
【財務情報】
総資産:48兆7501億8600万円
自己資本:18兆6億8900万円
自己資本比率:36.9%
資本金:3970億5000万円
用語の解説についてはこちらの記事をご覧ください。
【キャッシュフロー】
営業CF :1兆723億6500万円
投資CF :1兆177億7800万円
財務CF :1097億2200万円
現金等 :2兆9408億2900万円
【指標】
株価収益率 PER: (連) 10.51倍(会社予想)
株価純資産倍率 PBR:(連) 1.03倍
株主資本利益率 ROE:10.40% (会社予想)
総資産利益率 ROA: 3.81%(会社予想)
【筆者の株価予想】
トヨタ自動車株式会社は日本の上場企業で最も時価総額が大きい会社です。しかも時価総額2位の株式会社NTTの倍くらいあります。そのくらい大企業です。今まで数々の企業HPを観て回りましたが、今回のトヨタはダントツで素晴らしいHPでした。企業について細かな情報までわかりやすく導いてくれます。そのためHP内で迷うことがありませんでした。デザインも洗礼されており、見やすいものでした。
本題に入ります。トヨタの株価予想なのですが、短期的に見れば下がっていきます。これは出来高が減ってきていることと、RCIが高くなっていることが挙げられます。また、決算状況から長期借入債務の増加が確認できました。これは、トヨタにおける"勝負"の兆候だと思います。これには、今日の科学技術状況やトヨタの経営理念、社長メッセージなどが起因すると思います。
2016年の9月に取締役社長の豊田章男氏はトヨタ経営方針について以下のように述べています。
『「3つの意志」をぶらさず未来へ挑戦していく。』
昨年、私は、「意志ある踊り場」から「実行の段階に入った」「これからは意志ある投資を進めていく」と申し上げました。 その「意志」とは、次の3つです。 一つは、「もっといいクルマづくり」のさらなる推進による競争力の強化です。例えば、ここ数年、取り組んでいるTNGAをさらに強力に推し進めていきます。 二つ目は、未来への挑戦として、既存の完成車事業はもちろん、完成車事業の枠にとどまらない領域にも種を蒔いていくことです。 そして、三つ目は、これらを実現するための経営基盤・財務基盤の強化です。経営基盤の強化は、現在のトヨタだけでなく、次世代につながる取り組みとして、とりわけ重要であると考えております。
引用元:トヨタ|社長メッセージ
※ TNGAとはToyota New Global Architectureのこと。
自動車メーカーには売上を上げるために様々な工夫を講じています。例えば、部品代(コスト)を下げる技術に投資したり、性能を上げて顧客を確保したりします。中でもトヨタは性能を上げて顧客満足を第一に考えるような企業です。そのため、自動車としての進化に最も近いのがこのトヨタだと考えています。自動車の進化というのは、自動運転技術の搭載です。事実、トヨタも自動運転技術の開発を行なっています。日本では法規制などで実用化は程遠いように感じますが、海外では自動運転技術を搭載したバスが実用化されています。自動運転技術が実現すれば人的コストの大幅な削減技術になります。そのため、仮にトヨタが自動運転技術をIRとして公開すれば、株価は大きく上がると思います。つまり、短期的には株価が下がる見込みだが、中長期的判断をすれば、期待大の銘柄であると言えます。
では。
(この情報は2017年9月3日現在のものです。)
※当ブログは株による損益の責任は負いませんのでご了承ください。