プログラミングの学習で役立つサイト比較7選
ここ数年で、プログラミングの勉強をするハードルはずいぶん下がりました。
プログラミング学習サービスはもちろん、エラーやトラブル解決の情報が集まるサイトやチュートリアルサイトがいくつも運営されており、独学でもプログラミング学習が進めれる環境が整ってきています。
とはいえ、どのようなサイトが良いのか、学習しはじめの頃では判断がつかないことも多いでしょう。
そこで今回は、プログラミングを学習するにあたって役立つ7つのサイトを紹介します。
目次
プログラミング学習サービス
ここ数年で、プログラミング学習における方法はずいぶんと変わってきました。
ひと昔は、書籍を購入してから自分で少しずつ調べていくスタイルが主流でした。
その一方で、ここ最近ではプログラミング学習サービスを利用したスタイルが主流になってきています。
書籍による勉強も良いですが、初心者のうちはプログラミング学習サービスを利用した方メリットが大きいです。
メリット
- 環境構築が必要ない
- 自分の書いたコードが正解か、判定してもらえる
- 質問コーナーがあるので、分らない箇所は気軽に質問できる
- 本を買うよりも値段が安い
早速、どんなサービスがあるか、見ていきましょう。
Progate
Progateは、ここ最近では特に有名なプログラミング学習サービスです。
説明が丁寧で、下手な書籍よりもずっと理解しやすいです。
また、ポップなデザインや可愛らしいキャラクターも手伝って、楽しみながら勉強できるのも魅力的なポイントです。
無料で基礎レベルのレッスンを受けることができるため、プログラミングが向いているかどうか不安な人でも、まずは無料レッスンからお試しができます。
もちろん、より高度なレッスンも用意されており、月額980円で高度なレッスン含めた70レッスンすべてを受講できます。
技術系の書籍は一冊あたり2,000~3,000円くらいが相場ですが、レッスン数を考えると、2、3ヶ月で技術書と同等以上の知識を得ることができます。
ドットインストール
ドットインストールは、8年ほど前からある老舗のサービスです。
こちらはProgateとは少し異なり、動画をメインに学習を進めていくスタイルです。
ドットインストールはレッスン数が強みで、なんと350ものレッスンを提供しています。動画数も5,535本と、かなりの数に上ります。
ドットインストールもProgateと同様、無料と有料に分かれており、有償版は1ヶ月980円の価格設定となっています。
Udemy
Udemyはアメリカ発のオンライン教育プラットフォームです。
取り扱っているコンテンツはプログラミングに関するものだけではなく、ビジネスの資格に役立つ講座もあります。
Udemyもドットインストールと同様、動画での学習がメインになります。
プログラミングの講座は幅広いエリアをカバーしており、初心者向けのものから、中級者向けのものまで存在する上、100万動画以上の圧倒的なコンテンツ数を誇ります。
レッスンの傾向としては、手を動かしてサービスを作ることを重視している傾向が強いです。そのため、より実務に近い開発手法や知識を身につけることができます。
さらに、ビットコインやAIの技術に関するレッスンも多く、先端をいく技術を体形的に学ぶには最適です。
欠点として、英語をつかったレッスンが多いことが挙げられます。
英語が苦手な人にとっては、使いにくいサービスかもしれません。
質問サイト
プログラミングを勉強する上で、質問サイト(正確にはQ&Aサイトと呼びます)は欠かせない存在です。
また、勉強するだけではなく、実際の業務でプログラムを作成するときも大いに役立ちます。
エラー解決のときに質問サイトを有効活用できれば、素早く問題を解決できるでしょう。
Stackoverflow
Stackoverflowは、プログラミングのエラーを解決するときに非常に役立つサイトです。
実際の業務を進める上で、一番お世話になるサイトと言っても過言ではないでしょう。大抵のエラーはStackoverflowを調べることで解決できます。
日本語版もありますが、やはり英語版を使った方がエラー解決は圧倒的に早く終わります。情報量が雲泥の差ですので。
Teratail
TeratailもStackoverflowのような質問サイトです。
日本語でエラーメッセージを検索すれば、後述するQiitaかTeratailが上位検索結果として表示されるでしょう。
Stackoverflowほどの情報量はありませんが、エラー解決に有益な情報が集まる場所であることに変わりありません。
また、基本は日本語で運営されているため、自分で質問を投稿するときはStackoverflowよりもTeratailにお世話になることが多いでしょう。
参考サイト
ここから先は、調べものをするときによく見る参考サイトを紹介します。
プログラミングを行う際に、調べものをすることは避けられません。
そのため、いかに素早く参考となるサイトを見つけれるかもエンジニアとしての能力のひとつとして評価されます。
各公式サイトのリファレンス
情報を集める際に考えるべきことは、いかに一次情報を集めるかということです。
公式のサイトは、ツールを開発している母体ですので、最新かつもっとも信用できる情報源です。
英語で書かれていることが多いですが、難しい英単語や表現が使われているケースは少ないため、何度か読んでいれば徐々に慣れてきます。
Qiita
Qiitaは、エンジニアさんが技術系の記事を投稿するサイトです。
とくに初めてツールをを触ったときなどの知見を含んだ記事がたくさん投稿されているので、初心者の人でもわかりやすい内容です。
また、Qiitaの記事は日本語で投稿されているので、情報を取得するために時間があまりかからない点もうれしいです。
まとめ
プログラミングの学習サイトからはじまり、エラーやトラブル、チュートリアルなどの情報を集めやすいサイトまで見てきました。
ここに掲載しているサイトを網羅するだけで、それなりの情報を集めることができます。
ただし、最新の情報を集めるとなると、また少し違ってきます。
例えば、ツール開発に携わる第一人者のブログを定期購読したり、GitHubにあるプログラムの中身を読んでみたりする努力が必要になってきます。
プログラミング学習の段階では、こういった最新情報を集めることは必要ありませんが、業務に携わりはじめる段階から意識すべきポイントになります。
エンジニアは高い給与を得ることができる職業ですが、その分、プライベートなどでも勉強することが求められる職業です。
エンジニアとして就職・転職した後でも、さらなるキャリアアップを目指して情報のキャッチアップを怠らないようにしましょう。
キャッチアップとキャリアアップを怠らなければ、年間1,000万以上の収入が見込める上級エンジニアへの道が見えてきます。