プログラミングは独学できる!おすすめの学習方法3選
どんな人でもプログラミングは独学「可能」です。
今プログラマーとして活躍している方たちの中にも独学でプログラミングを習得した方は多くいらっしゃるでしょう。
しかし、プログラミングを使いこなせるようになるまでに、さまざまな障害が待ち受けているのも事実です。思ったようにコードを組めずエラーになってしまい、解決方法が分からないまま辞めてしまった…なんてこともよくあります。
そこでここでは独学でプログラミングをする上でおすすめの方法をご紹介します。独学で仕事に使えるレベルになる方法を見ていきましょう!
目次
1.プログラミングは独学できる?
冒頭でもお話ししましたが、プログラミングの独学は可能です。ラップトップPC一台あれば、IDE(統合開発環境)をインストールするだけで、大体の言語はすぐに学習・開発に取り組める環境を提供してくれています。
また街にある大きな書店に行けば、プログラミングに関するたくたんの本に出合うことができるでしょう。Amazonなどのネットショップではさらに品揃えが豊富で、入門書から上級者向けの本まで全て揃っているので、本だけで上級レベルの知識を身につけることも不可能ではありません。
ですが、独学だと分からないところがあっても聞ける人がいないことが多いです。途中までうまく動かすことができていたのに、いきなり難易度が上がって訳が分からなくなることはよくあります。プログラミングは独学可能ですが、つまづいたときにリタイアしてしまう可能性が非常に高いので、しっかりとした心構えで臨み、学習を継続し続けることが重要です。
2.独学でプログラミングを学ぶメリット
独学でプログラミングを学ぶ場合、プログラミングスクールで学ぶのと比べるとメリットの部分もあります。モチベーション維持のため、独学でプログラミングを学ぶメリットを押さえておきましょう。
(1)お金がほとんど掛からない
プログラミングスクールなど、講師にプログラミングを教えてもらう場合は当然お金を支払う必要があります。相場はピンキリありますが、例えばTechAcademyの「はじめてのプログラミングコース」を大学生が8週間通う場合、89,000円かかります。働きに出ている社会人ならまだしも、大学生がこの額を支払うのは中々の痛手ですよね。
もちろん独学ならこんなにお金をかける必要はありません。精々入門書を買うために2000円~3000円程度で収まりますし、後述する動画学習なら完全に無料でプログラミングを学習することができます。
(2)自分のペースで進められる
プログラミングスクールでは決められた期間で学習を進める必要があるので、いきなり忙しくなって学習に充てられる時間がなくなっても、なんらかの対応をしてくれるか分かりません。最悪の場合料金だけ支払って何も学べず終わってしまうこともあるかもしれません。
独学なら時間に縛られることがないので、忙しくなってもスキマ時間を利用して学習を進めることも可能です。
(3)問題解決能力を養える
現役のプログラマーでもプログラミングをしていると必ずバグに遭遇します。プログラマーは論理的に考えて解決する能力が現場で養われているので仕事ができています。独学の場合スクールと違い、インターネットで検索したり、本を読んだり、質問サイトを利用したりして、自分の力でバグを取り除く必要があります。
この経験はプログラミングを仕事にしたとき、必ず役に立ちます。なぜなら現役のプログラマーも、検索したり、自分のデスクにある本を読みながら問題を解決するのが日常茶飯事だからです。
3.独学プログラミングの壁
ここまでは独学のメリットについて見てきました。ここからは独学プログラミングの壁ともいえる問題についてご説明します。
(1)誰にも相談できない
これが最も大きい壁です。本を読みながら学習を進める場合、最初は書いてあることをそのまま写して実行する「写経」が一般的ですが、プログラミングはたった1文字間違えるだけでもエラーになり動きません。スクールで講師に相談すると3分で済むような内容が、独学だと1時間経っても解決できないなんてことはザラにあります。
しかしメリットのところで見たとおり、1時間バグと格闘することは後々非常に役に立ちます。大変ですが、バグの原因調査も一つの学習です。
(2)どこまで続ければ良いかわからない
独学で学習を進める場合、自分がどのレベルまで達しているかを客観的に判断してくれる講師がいないので、自分のプログラミング能力が現場で戦力になれるのかを判定するのが非常に難しいです。方やスクール生になれば現役のSEが直接プログラミングを教えてくれるので、どのレベルに達しているかを判断してくれるでしょう。
4.独学プログラミングのおすすめ学習法!
独学にはデメリットもあるのがここまで分かっていただけたかと思います。しかし学習方法を適切に選ぶことで、独学でも比較的挫折しにくくすることは可能です。
ここでは独学でプログラミングを学習する際のおすすめな方法をご紹介します。
(1)動画学習サイトを使う
プログラミング入門者に最もおすすめしたい方法が、この「動画学習サイト」を使うことです。動画の中で講師の方が一から丁寧に教えてくれるので非常に分かりやすい上、利用者も多いのでネットで検索すると自分と同じ場所で詰まった方のQ&Aを探すこともできます。どのサイトも初心者向けの部分は無料で開放しているところが多いので、心理的な障壁も少なく、お手軽に始められるのが特徴です。
以下は有名な動画学習サイトです。
(2)中級者向けの書籍を買う
動画学習サイトでプログラミングに慣れたら、今度は少しだけ難易度の高い書籍に手を伸ばしてみましょう。実は動画学習サイトで無料で学べる範囲は、実用レベルに達していません。仕事で使えるレベルを手に入れるために、ちょっと分厚い参考書を買いに行きましょう。ここからはソースコードも複雑になって、バグが起こりやすくなってくるので、質問サイトをうまく使って問題解決を図りましょう。
ITエンジニアに特化した質問サイトを使うと確実です。次のサイトが有名です。
中級向け書籍をクリアしたら作りたいものを決めよう!
上記の方法で入門レベルを達成したら、次にすべきことは「プログラミングで作りたいモノを考えること」です。
当然ですが、プログラミングは勉強して終わりではありません。言語はあくまでツールでしかないので、そのツールを使って一体何を作るのか?それを考えるとモチベーションアップにつながります。とはいえいきなり高難易度なアプリやゲームを作る必要はありません。
最初は電卓や簡単なToDoアプリを作ってみることから始めてみるのがおすすめです。徐々に慣れてきたら、今度はもう少し難しいアプリを、それもできたら十分にプログラマーとして名乗れるレベルに達しているでしょう。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
独学はバグが起きると解決まで時間が掛かりますが、それも一つの学習内容としてとらえるなら一つのメリットとなり得ます。ドットインストールなどの動画学習サイトをうまく活用して、少しずつでも継続して進めていくことが大切ですよ!