株とFXの違い説明できる?知らなきゃ恥ずかしい違い
株=FXと思っていませんか?
これは大きな間違いです。
このような話をする際に恥をかかないように、確認してみましょう。
株取引=企業が発行する"株式"を売買する取引
FX=ドルやユーロなどの"通貨"を売買する取引
ね?全然違うでしょ?
具体的に見ていきましょう。
◆株式とは何か?
企業が発行するものです。発行した株式を自社で保有する企業もあります。また、発行した株式を市場に公開する(IPO)する企業もあります。すると、企業は1度に多くの資金を手に入れることが出来ます。つまり、株式は資金を裏付ける証明書のようなものですね。しかし、メリットだけではありません。株式は企業の経営方針に対して投票権を持っています。仮に1人の投資家が公開されているその企業の全ての株式の過半数を持っていれば、その企業の経営の決定権を握ることができます。まあ実際に1人でそれをしようとすると何億円も必要になるのですが……
企業の評価が上がれば、その企業の経営方針への投票権(株式)の価値が上がります。逆もまた然りです。この株価の上下によって投資が行われます。
まとめると
・株式は資金を投資した証明書のようなもの
・株式はその企業の投票権を持つ
・企業の評価によって株価は変動する
また、信用取引 というものを聞いたことがある人はいると思います。
信用取引=FXと思っている人もいるみたいです。
僕もその1人でした。
信用取引とは株取引の手法の一つです。
大きな特徴として『空売り』ということが出来ます。
本来の取引では
1,株を買う(100株,計10000円)→2,株価が上がる(100円→120円)→3,株を売る(100株,計12000円)→2000円の儲け
というプロセスのイメージがあると思います。
1,株を証券会社から借りる(100株)→2,株を売る(100株,計12000円)→3,株価が下がる(120円→100円)→4,株を買う(100株,計10000円)→5,株を証券会社に返す(100株)
これで、結果2000円儲けています。
大きなメリットとしては株価が下がるタイミングでも儲けられるということです。
また信用取引の特徴は『自分の資産の約3倍の価格の株式を借りられる』ということです。全ての証券会社がそうではないです。所謂、ハイリスクハイリターンです。
◆FXとは何か?
FXとは国の通貨に依存します。株は企業の評価でしたが、FXは国の評価です。国の価値によって通貨の価値は変動します。それが為替です。円高円安とかそこら辺の類です。
また、信用取引のように、自分の資産の40倍までの取引ができます。このことをレバレッジ40倍と言います。かっこいいですね。日常でも使ってみましょう。
FXは信用取引以上のハイリスクハイリターンです。なので日本には『FXは怖い!辞めとけ!』という謎の風習があります。レバレッジを高くするからハイリスクハイリターンになるのであって、レバレッジを低くすればなにも怖くありません笑
周りの意見に流されてはいけませんよ。
もちろん、この記事にも……
では。